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福島第1原発事故受け、各国原子力規制当局トップが仏・パリで安全対策など意見交換 福島第1原発の事故を受け、各国の原子力規制当局のトップが8日、フランス・パリで、今後の安全対策や国際協力のあり方などについて意見交換した。会議では、「福島第1原発の状況が依然深刻である」という認識が確認され、安全基準の強化や、国内外へ信頼性の高い情報提供ができるよう協力することなどでおおむね一致した。また、日本政府が原子力安全・保安院を経済産業省から独立させる方針を表明したことに関連して、会見では「規制当局の独立性が重要だ」とする声が相次いだ。フランス原子力安全機関総裁は「すべての国にとって、原子力規制当局の独立性は、大きな課題だ。規制当局は、政治的な圧力・権力、政府から独立していなければならない」と語った。しかし、先進国と新興国、原発推進と脱原発など各国の立場の違いもあり、今後、安全基準の具体的なあり方などをめぐっては、意見の対立も予想される。 Channel: FNN News Category: News Video Length: 0 Date Found: June 09, 2011 Date Produced: View Count: 0