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福島第1原発事故 警戒区域内で初めて車の持ち出し作業 3台持ち出せず
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福島第1原発事故 警戒区域内で初めて車の持ち出し作業 3台持ち出せず
福島第1原発の警戒区域内からの車の持ち出しが1日、初めて行われた。しかし、1人に与えられた時間は、わずか10分だった。今も福島第1原発の20km圏内に残されている多くの車。被災者にとってはなくてはならない生活の足。福島・川内村の住民は、「車はどこに行っても必要なんだ」、「就職活動したくても何もできない。どこにも行けないから、足がないからどこにも行けない」などと語った。そこで1日、警戒区域からの車持ち出しが、川内村と南相馬市で初めて実施された。車列を組み、家などを1軒1軒回るため、1人に与えられた時間は10分。それを過ぎれば、車は持ち出せない。ある住民の車は、2カ月間そのままの状態だったということで、どうやらエンジンがかからない様子だった。住人の強い味方となるのが、同行するJAFの隊員。動かなかった車も、バッテリーをつなぐとエンジンがかかった。住民は「車出せてよかったです」と語った。また、ほかの車はサイドブレーキが外れない状態だった。住民は「JAFの人が何か持ってきて、ドンとはたいたら、一発で直りました。ただ、ブレーキがやっぱりさびてましたね」と語った。ところが、エンジンがかからずJAFの隊員を待っている時に、「エンジン止まっちゃったみたい」との声。一度はエンジンがかかり、車列に加わっていた車のエンジンが止まってしまったという。その後、JAF隊員は「勘違いです。ワイパーで、前が見えづらいので、ウオッシャーで洗ったんですよ。その液がいっぱいたれていただけ。(なぜエンジンは止まった?)エンジンは自分で止められたようです。おどろいて」と語った。この騒動の際に持ち出しをしようとしていた車も無事にエンジンがかかり、ほとんどの住人は車の持ち出しに成功した。しかし、中には持ち出せなかった人もいた。持ち出せなかった人は「エンジンはかかるんですよ。シャッターが(停電で)上がらないの、車庫の。残念、無念。うらやましかったよ。みんな自分の車で後ろからついてくるでしょ。わたしだけだから」と語った。そのほか、自宅から車の鍵が見つからなかった人など、3台が持ち出せなかった。また、放射能の除染が必要な車はなかったという。
Video Length: 0
Date Found: June 01, 2011
Date Produced:
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