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驚異の卵割機 キユーピー工場見学
ラインで運ばれたタマゴの殻がパカっと開き、白身と黄身が次々と飛び出す。「大人の社会科見学」がひそかなブームといわれるなか、年間10万人が訪れるキユーピーの工場見学に参加してみた。エコで迫力あふれる食品づくりの最先端を目の当たりにできるところが、その人気の秘密のようだ。 埼玉との県境にある茨城県五霞町のキユーピー五霞工場。東京ドームが七つ分入る約10万坪の広大な敷地が広がる。グループ会社も含めて約1800人が働く東日本の主力工場だ。 マヨネーズで国内6割のシェアを持つキユーピーは、国内で1年に生産されるタマゴの9%を原料に使う。五霞工場で1日につくられるマヨネーズは、25メートルのプールいっぱい分に相当する量だ。 見学会では、映画でキユーピーの歴史やマヨネーズについて学んだ後、生産ラインを見て回った。 約40種類がつくられるドレッシングの瓶詰め工程を見学した後、割卵機が並んだコーナーへと進んだ。ガラス越しに目に飛び込んでくるのは、1分間に600個のタマゴを割って、瞬時に黄身と白身に分けるキユーピー自慢の生産ラインだ。 点検を終えたラインが動き出すと、1分でタマゴを割る数を示す電光掲示板が「0」からあっという間に「600」に達した。ラインに乗せられたタマゴが弧を描いてグルグルと回っていくと、カッターが殻を割り、黄身と白身、それに殻に分かれて相次いで容器に吸い込まれる。 白身と黄身の抜けた殻は100%リサイクルされる。粉状にされた卵殻粉は、農作物に必要な要素を含み、滑り止めの作用もあるため、土壌改良剤やシューズのゴム底、スタッドレスタイヤなどに使われている。また、卵殻膜を取り除いた殻は紛状にされ、栄養機能食品や育児食になったり、チョークの原料に生まれ変わったりする。皮膚を活性化させる成分やアミノ酸を大量に含んでいる卵殻膜も、化粧品や調味料の原料、車のシートなどに使われる。 キユーピーの工場見学は伊丹(大阪)や富士吉田(山梨)、挙母(愛知)、鳥栖(佐賀)など全国6工場で開催されている。夏休み中は親子連れでにぎわい、9月も予約でほぼ埋まっているという。 見学会に子ども連れで参加したさいたま市の主婦(39)は「タマゴがたくさん割れるのを直に見てみたくて参加しました。とても迫力あったし、工程もよくわかり、子どもたちも喜んでいました」と話す。(アサヒ・コム編集部)
Video Length: 124
Date Found: September 07, 2010
Date Produced: October 08, 2027
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