サッカーのFIFAワールドカップ2010・南アフリカ大会の開幕まで、あと2日に迫る中、日本代表は、合宿地のジョージで紅白戦を行った。そして、日本の第3戦の相手、デンマークは、初の公開練習を行った。8日、日本代表は、午前と午後の2部練習を行った。午前の練習では、本田圭佑選手(23)を1トップに入れた布陣で紅白戦を行うなど、このところ不発のフォワード陣に代わる新たな攻撃の形を試した。そして、全体練習のあとには、遠藤保仁選手(30)、中村俊輔選手(31)、本田選手の3人が並んで、フリーキックの練習を行った。しかし、午後の練習は、一転して非公開で報道陣をシャットアウトし、セットプレーの練習に時間を費やした。岡田武史監督(53)は「残りの日にちにやるべきことをやって、最高の戦いができるような状態で、試合に臨みたいと思っています」と話した。田中マルクス闘莉王選手(29)は「ビビらないで、自分たちのサッカーを信じてやっていきたいなと思います」と話した。一方、デンマーク代表は、初の公開練習を行った。日本戦に関して、デンマークのトマソン選手は、「正直に言って、日本のことは考えていない。14日のオランダ戦に集中している」、「本田は誰もが知っている。チームの要となる本当に優秀な選手だね」と話した。