バンクーバーオリンピック、女子フィギュアスケートの浅田真央選手(19)が成田を出発した。浅田選手は「いよいよバンクーバーに行く日が来たんだなという気持ちです。不安というのはまったくないので、もうやることも全部やってきましたし。あとはもう、バンクーバーに着いたら、いろんな会場とかを見て、もっともっと自分の気持ちを高めていけたらいいなと思います」と話した。浅田選手は初めてのオリンピックへ、自然体で出発の時を迎えた。そして、男子でメダルを獲得した高橋大輔選手(23)について、「自分もメダルが欲しいと思いました。(何色のメダル?)やはり金メダルが欲しいと思います。(本番ではショート、フリーで何回トリプルアクセルを跳ぶつもりですか?)ショートで1回と、フリーで2回、跳ぶつもりで練習してきているので、それをしっかり決めたいと思います」と話した。安藤美姫選手(22)は、一足早くバンクーバーで調整している。3連続ジャンプの練習では、集中していたため、自然と5回連続ジャンプになる場面もあり、これも調子が上がってきている証拠。また、日本時間20日に現地入りした鈴木明子選手(24)も、早速、練習を開始した。そして、日本勢の最大のライバル、世界女王・韓国のキム・ヨナ選手(19)もバンクーバー入りした。メダルをかけたし烈な戦いは日本時間24日に始まる。