サッカーの2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会に出場する日本代表チームが6日、現地入りし、早速、初めての練習に臨んだ。日本代表は、直前合宿を行っていたスイスから、キャンプ地のある南アフリカのジョージに到着し、地元のファンの熱烈な歓迎を受けた。現地入りから、わずか3時間で練習を行った日本代表。到着時に比べ、選手たちの表情はリラックスしているようにうかがえた。ランニングとストレッチという軽めのメニューで、およそ1時間弱の初練習を終えた岡田武史監督(53)と選手たちは、すでに強化試合4連敗から気持ちを切り替えているようだった。岡田監督は「選手に聞いても、全然がっくりしたりしてませんし、モチベーションも落ちてないので。コンディションを上げていって、最高の状態でカメルーン戦に臨めるようにしたいと思っています」と話した。川口能活主将(34)は、「空港での出迎えも非常に温かかったですし、ワールドカップが開催されるなという実感はすごくあります。メンタルの部分が非常に大きいと思いますので、メンタルとコンディションをしっかり整えることが大事。1つでも多くゲームができるように勝ち続けたい。できるかぎり多くの試合をしたい」と話した。日本代表の初戦は、14日のカメルーン戦となっている。