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南極海での調査捕鯨、「シー・シェパード」の妨害行為が激しくなったため切り上げへ 政府は、現在、南極海で行っている調査捕鯨について、反捕鯨団体「シー・シェパード」の妨害行為が激しくなったため、例年より早く切り上げることを決めた。鹿野農水相は「安全を確保するという観点から、やむを得ず調査を切り上げる」と述べた。シー・シェパードは、2011年1月から発炎筒を投げ込むなどの妨害活動を開始し、現在も妨害が続いているため、日本側は捕鯨活動ができない状態になっているという。このため政府は、乗組員に危険が及ぶ可能性も考慮し、通常3月中旬まで行っている調査捕鯨を早めに切り上げることを決めた。妨害で調査捕鯨を打ち切るのは、初めてのこと。農水省は、2012年以降の調査については「これから検討する」としているが、今回の打ち切りは、反捕鯨団体の抗議活動に屈する形となったともいえ、今後の活動への影響が懸念される。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: February 18, 2011 Date Produced: View Count: 0