開幕まで1週間を切った、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会。優勝トロフィーが4日、開幕戦が行われるヨハネスブルクに到着し、一般公開された。金色に輝くトロフィーに、地元住民は大興奮。大騒ぎをする人々や写真を撮ろうとする人々で、会場内の盛り上がりは最高潮となった。地元住民は、「とうとう来た! とうとう来たわよ〜!!」と話した。また前日には、近くのスタジアムで、優勝候補・ブラジル代表が公開練習を実施した。スター選手の姿を一目見ようと、多くの市民が詰めかけ、本番さながらの盛り上がりを見せた。1万人のファンは、応援グッズを手に、一足早くワールドカップの雰囲気に酔いしれた。街には、ワールドカップ参加チームの旗をつけて走る車の姿もあった。旗を売る男性は、「旗を売って、試合のチケットを買うんだ。(どの旗が一番売れている?)南アフリカだよ!」と話した。開幕戦や決勝戦が行われる、メーンスタジアム「サッカーシティ」で除幕式も行われるなど、アフリカ大陸初開催に向け、準備が着々と進んでいる。