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88年3月、小笠原近海で皆既日食
【1988年3月18日朝日新聞夕刊より】 真っ白な雲の群れがところどころを覆う太平洋に、暗い影が迫ってきた。さし渡し百数十キロのだ円形をした「月の影」だ。インドネシア、フィリピンと走り抜け、今、時速約2500キロで走る。18日午前11時すぎ、本社機「千早」は、小笠原・南硫黄島沖で影の中にすっぽり入り、日本付近では20世紀最後の皆既日食を捕らえた。 この直前、南の空、高さ60度余の太陽は、黒い月にぐんぐん覆われ、細い弧を描くだけになっていた。最後の瞬間、弧の一点が、キラリと輝き、指輪に載った宝石のように見えた。「ダイヤモンドリング」と呼ばれる現象だ。「あのダイヤの付近の月面は、山と谷の高度差が3000メートルぐらい。ダイヤの輝きは、月の谷間からもれる太陽の光」と、同乗の東大東京天文台助手の相馬充さん。 ダイヤが消え、皆既日食になると、代わって、太陽の周りに、真珠のように白いコロナが現れた。約3分50秒の闇(やみ)。水平線の辺りだけが夕空のように明るみを残し、上空は暗い。金星、木星、水星が見えた。 日本付近での皆既日食は、1963年7月に北海道で観測して以来。この次は、2009年7月、南西諸島や小笠原地方で。【小笠原諸島南方、太平洋上空の本社機「千早」から撮影】
Video Length: 45
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: September 06, 2012
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