千葉・木更津市の林道で11日、頭に袋をかぶせられた全裸の若い女性の遺体が発見された事件で、警察は、遺体が別の場所から車などで運ばれた可能性があるとみて調べている。千葉県警は12日朝、木更津警察署に捜査本部を設置し、死体遺棄事件として本格的な捜査に乗り出した。千葉県警は、女性が殺害された疑いがあるとみて、13日、遺体の司法解剖をし、死因の特定をすることにしている。この事件は11日午後、木更津市の林道で、頭に袋をかぶせられ、両手首をひものようなもので縛られた全裸の女性の遺体が見つかったもの。女性に目立った外傷はなく、死後24時間以内で、10代後半から20代、身長167cm、くり色の髪がポニーテールで、シュシュで束ねられていて、耳にはピアスの穴が開いていたという。警察は、12日朝から現場検証を行い、身元確認につながる遺留品などの捜索を進めている。また、遺体ははだしで、足の裏に泥などはついていないことから、遺体は車で現場まで運ばれた可能性があるとみて、不審な車を目撃した人がいなかったかどうか、聞き込み捜査を進めている。