サッカーの日本代表・岡田武史監督(53)が、FIFAワールドカップ2010のベスト4入りへ、あらためて自信を見せた。岡田監督は、日本外国特派員協会が行った会見で、自らの考えを熱弁した。岡田監督は「おそらく、きょうの質問は、『なんでベスト4なんだ?』と」と話した。岡田監督の奇襲攻撃、目標とする「ベスト4」について、外国人記者から質問されると予想し、自らその理由を語った。岡田監督は「日本人からロナウジーニョ、メッシが出ない。何か日本人に人種的な問題があるのか、ないはずです」、「最初から『ロナウジーニョ、メッシにかなわない』と言った時点で、もうかなわないんじゃないか。これで、ベスト4に関する質問が、皆さんできなくなったろうと思って、スピーチしています」と話した。また、ベスト4入りへ、グループリーグ第3戦の相手、デンマークについて、岡田監督は「ベントナーを中心にゴール前にクロスを入れてくる攻撃がメーンかなと。それに対して、われわれがどうするかというのは、もちろん秘密です」と語った。指揮官がのぞかせた自信、FIFAワールドカップ南アフリカ大会まで、あと176日に迫っている。