体操の世界選手権で個人総合金メダルを獲得した内村航平選手(21)と、エレガンス賞を受賞した田中理恵選手(23)を直撃しました。(おめでとうございます。内村選手は大会で4つのメダルを獲得しましたが、メダルの重さというのはどうですか?)内村選手「すごく重たいです」(左肩、大丈夫ですか?)内村選手「大丈夫です。今はもう大丈夫です」(田中選手は23歳での初めての世界選手権の代表でしたが、一番印象に残っているのはどんなことですか?)田中選手「会場の人の多さのいい雰囲気というのが、すごく気持ちよかったです」(団体総合のあとに涙を見せていましたけど、この時はどういう心境だったんですか?)田中選手「あの時は、前の北京で団体5位に入って、自分が入ったことで団体が下がったらどうしようとか、そういう、実はプレッシャーというか不安があったんですけど、自分がうまくいったし、5位という成績も残せたので、すごくうれしかったです」(ちょっと、ほっとしたんですね?)田中選手「ほっとしました」(内村選手ですが、世界に「内村時代」を印象づけた大会だったんですけど、いつもこのピタッと止まる着地がありますが、この着地はどうしてあのように、止まれるんですか?)内村選手「その着地だけを考えてるわけじゃなくて、着地をする前の動作、例えば鉄棒だったら車輪だったり、そういう技からしっかり考えてやると、勝手に止まるっていう感じです」(内村さん、すごく美しさにこだわってますよね?)内村選手「はい」(普段、トランポリンの練習というのも結構、コツがあるんですか?)内村選手「コツはないですね。本当に、僕はただ遊んでるだけという感じです」(そして、田中選手の恩師からメッセージが届いています)田中選手の高校時代の恩師・田中清子さん「(田中選手は)すごく面倒見がいいんですよ。困ったときに、後輩がメールを送ったら、きちっと答えてあげたり。『まだ、ロンドンまで行ける!』とわたし自身が確信を持ったので、そうなってほしいと思います」(恩師の先生がこのように言ってますが、どうですか?)田中選手「すごくうれしいですね。先生が出てくるとは思わなかったです」(先生は、ロンドンまで行けると確信を持っているみたいですけど?)田中選手「はい。頑張って切符を手にしたいと思います」(そして、お互いがどういうふうに思っているか印象を書いてもらったんですが、内村選手から発表していただけますか?)内村選手...