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ペットモードや自分撮り…デジカメ「カメラ女子」に照準
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ペットモードや自分撮り…デジカメ「カメラ女子」に照準
写真・映像分野でアジア最大級の展示会「CP+(シーピープラス)」が9日、横浜市のパシフィコ横浜で始まった。国内需要が伸び悩むデジタルカメラでは、動画撮影や撮影場所の自動記録など、使い勝手や新しい楽しみ方に工夫を凝らした新製品が並んだ。 キヤノンは3月に発売するデジタル一眼レフ入門機の人気シリーズ「EOS Kiss」の最新2機種を披露した。このうち「X5」は動画機能を高めたのが特徴。インターネットで動画投稿サイトを楽しむ人が増えていることから、数秒単位で撮影した場面をつなぐ映像作品を簡単に作れるようにした。もう一つの「X50」では主に女性向けに、一眼レフとして初めて赤色も投入した。また、全地球測位システム(GPS)を使って撮影場所を自動記録できるコンパクト型の新製品「PowerShot SX230 HS」も展示した。 ニコンとオリンパスは、コンパクト型の機種に「ペットモード」を搭載。犬や猫が正面を向いた瞬間を自動検出し、ピントを合わせる機能だ。 富士フイルムが3月中旬に発売するコンパクト型「FinePix T300」は、画像データを赤外線通信を使って携帯電話端末やデジタル写真立てに送れる。急増するスマートフォン利用者の取り込みもねらう。 ユニークな形状の新製品を出したのはカシオ計算機。4月発売の「EX―TR100」は、本体の外枠や液晶画面が回転。「自分撮り」に適し、ビデオカメラのような持ち方で動画も撮れる。 こうした新しい機能や外観は、「カメラ女子」と呼ばれる若い女性など、カメラになじみが薄かった層を意識したものが多い。 国内のデジカメ出荷台数は年1千万台前後で横ばいが続き、市場は飽和気味。10社程度のメーカーがひしめく中で価格競争も激しく、調査会社BCNによると、2008年に3万700円だった平均単価が昨年は2万6800円に下落した。 さらに最近は、レンズが交換できてコンパクト型より画質が良く、一眼レフよりは小型・軽量の「ミラーレス型」がシェアを伸ばすなど、新しい動きもある。デジカメは基本的な撮影部分で大きな違いを出しにくいため、メーカーは「付加価値」づくりに知恵を絞っている。 CP+は、カメラに強い日本から情報発信を強めようと、カメラ映像機器工業会が主催。12日まで最新製品や技術を展示している。(橋田正城)
Video Length: 43
Date Found: February 10, 2011
Date Produced: November 02, 2009
View Count: 1
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