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映画「ベンジャミン・バトン」来日記者会見
深いしわに刻まれた80歳の顔と体で生まれた男が、若返り続ける「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の公開(2月7日)に先立ち、主演ブラッド・ピットとデビッド・フィンチャー監督が来日し、28日に会見した。来月発表の米アカデミー賞に作品賞、主演男優賞、監督賞でノミネートされた話題作だ。(アサヒ・コム編集部)■誰もが共感できる叙事詩 キリスト教の「七つの大罪」に想を得た猟奇殺人を追う物語「セブン」でタッグを組んだ2人は、この血なまぐさいサスペンスから一転、奇抜な人生の中に哀歓を織り込んだ。 原作はF・スコット・フィッツジェラルドが20年代に書いた短編。この怪奇ファンタジーを映画化した試み自体、監督は「映画の企画というものは、奇妙に進むものだ」と笑う。ピットは、時の流れが逆行するにせよ、「人生は時が積み重なるものだということは、普遍的に共有できる経験だ」と指摘したうえで、「演技や音楽、メーク、演出が高い成果をあげ、価値ある叙事詩に仕上がった」と語る。 さて、ピット演じるベンジャミンは生後すぐ、親から「醜い」との理由で捨てられ、高齢者施設で働く黒人女性に育てられる。周囲から奇異な目で見られるが、施設で出会った6歳の少女デイジーとだけは気が合う。彼はやがて、車いすから立ち上がり、しわは減り、髪が増え、筋骨たくましいハンサムに。船乗りをへて帰郷したおり、成長したデイジー(ケイト・ブランシェット)と再会し、2人は恋に落ちる。だが、年をとるデイジーと若返るベンジャミンは、2人の年齢がすれ違う「一瞬」に恋の炎を燃やす。互いの「残り時間」をはかなむベンジャミンは、ある決意をする…。■「いつかは終わる。それが愛」 「内面と外面が全く違う複雑な役」と監督が言う難役だが、ピットは「台本を読んだとき、アイデアが浮かばなかった。でも、年代ごとに彫刻のようなメークをしたおかげで、変身できた」。 ピットに施された「老けメーク」は目を見張るが、それも愛と悲しみを映すための小道具に過ぎない。「愛は、いつかは終わる。それが自然の結末で、別れを受けとめなければならなくなる。その間、2人の関係を楽しむために互いの価値を認め、存在を受けとめ合う。この映画は愛の本質を映している」とピットは言う。 ピットとブランシェットは「バベル」以来の共演だ。同作では冷め切った夫婦を襲った悲劇に、感情あらわにもがき苦しむ熱演...
Video Length: 73
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: September 01, 2028
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