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福島第1原発事故　汚染水浄化システムを調整し直し、試運転再開 福島第1原発の事故で、東京電力は、汚染水浄化システムで、効果が想定通り出なかったため、試運転を中断していたが、配管の弁の操作の誤りが原因だったとして、調整し直したうえで、23日未明に試運転を再開した。東京電力によると、高濃度の汚染水で通水試験を行ったところ、セシウムを吸着する装置で、想定では、放射性物質の濃度を1,000分の1下げるところを、100分の1〜50分の1程度しか低減できなかった。この装置では、セシウムを吸着する筒に汚染水を段階的に通していくが、1つしか筒を通っていない系統があることがわかった。東京電力は、配管の弁の操作を誤っていたとみて、弁を正しく調整したうえで、午前1時前に通水試験を再開した。東京電力はまた、高い放射線量が確認された2号機の原子炉建屋で、放射線を遮蔽(しゃへい)するマットの写真と、水位計の調整を行う作業の様子を撮影した写真を公開した。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: June 23, 2011 Date Produced: View Count: 0