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タンカー損傷の調査開始 軍用火薬? タイマー使用?
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タンカー損傷の調査開始 軍用火薬? タイマー使用?
中東ホルムズ海峡で船体を損傷した商船三井の原油タンカー、エム・スター(マーシャル諸島船籍、約16万トン)が24日午後、東京湾内に接岸した。へこみの状況から、専門家は船体近くの海面に設置した爆発物による攻撃の可能性を指摘。日本政府による調査も同日始まった。 タンカー側面の鉄板は、内側にぐしゃりとへこんでいた。水面から約2メートル上の辺りが最も深くへこんでいる。鉄板の内側には格子状に張られた骨組みがあるが、それも押し込まれ、一部は鉄板の亀裂から表面に露出していた。 24日午後2時すぎ、東京湾内を航行するエム・スターに、朝日新聞記者が釣り船で接近した。船体まで約100メートルの取材制限距離まで近づくと、へこみの下方の赤い塗装が茶や黒に変色し、一部で塗装がはげているのが確認できた。角度を変えると、へこみの中心付近から放射状に、すじのような跡がうっすらと見えた。 どんな衝撃が加わると、このようなへこみになるのか。 軍事ジャーナリストの神浦元彰(かみうら・もとあき)氏は、へこみの周辺に金属片がぶつかった跡がない点に着目し、「機雷や魚雷のような金属製の兵器ではない」。水面上の鉄板が大きな球体をぶつけたような形で押し込まれ、水面下の部分も激しく損傷している様子から、「船体から数メートル離れた水面付近で爆発があった可能性が高い」とみる。木や紙など柔らかい容器でも爆発が可能な燃焼力がある「軍用火薬」が使われたと推測。テロ組織などに出回っているトリニトロトルエン(TNT)やトリメチレントリニトロアミン(RDX)などの可能性があるという。 軍事アナリストの小川和久氏も、「機雷などとは違う爆発物」とみる。最近、アフガニスタンで武装勢力が小型ボートほどの大きさの手製爆弾に多用しており、本来は化学肥料に使われる硝酸アンモニウムなどの可能性を指摘している。 両氏とも、「小型船でタンカーに近づき、爆発物を海面に投げ入れるなどして高速で立ち去った」と指摘する。水に浮く容器や、浮き具のようなものを使い、タンカーの船体から離れすぎないよう、磁石やロープなどを使って船体につなぎ留めた可能性もあるという。神浦氏は「自分に被害が及ばないよう、20〜30秒で発火するタイマーを使ったのでは」とも話す。 実行者が特定されない段階では、爆破の目的も不明だ。小川氏は「西側諸国にとってホルムズ海峡は原油の生命線...
Video Length: 19
Date Found: August 24, 2010
Date Produced: October 08, 2024
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