東京6大学野球で優勝を決めた早稲田大学の斎藤佑樹投手(22)が4日、プロへの決意と夢を語り、「北海道には縁を感じる」と話した。斎藤投手は「1年前から12球団、どこでもという話はしていましたので、決まった瞬間はほっとしました」と語った。斎藤投手が語るプロへの思い。10月28日のドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズが斎藤投手の交渉権を獲得した。斎藤投手は4日、早稲田大学で会見を開き、ドラフトの結果への思いについて、初めて語った。斎藤投手は「ドキドキというか、落ち着かない気持ちではありましたが、それも早稲田の仲間と一緒に迎えられてよかったなと思っています」と話した。また、斎藤投手は「(北海道に縁を感じましたか?)感じました。2006年の夏も、決勝の相手が駒大苫小牧でしたので、なにかの縁かなと思っています」と語った。そして、斎藤投手は、プロの投手としての夢について、「とにかく一生懸命やると、そういうことだけ考えています。けがしないように頑張りたいなと思っています。息の長い、また、活躍もできる記憶に残る選手になれればいいなと思っています」と話した。斎藤投手は、13日からの神宮大会で大学日本一を目指す。斎藤投手は「神宮大会が終わってから、ゆっくり休みたいなと思っています。4年間、休みをあまりもらえずやってきたので、ゆっくり休みたいなと思います」と語った。