2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会。いよいよ19日夜、日本の第2戦がキックオフ。決勝トーナメント進出をかけ、強豪・オランダとの大一番に挑む。決戦の地・ダーバンスタジアムのピッチコンディションが悪化し、別の会場で前日練習を行った日本代表は、冒頭15分のみを公開した。世界ランク4位の強豪相手にどう挑むのか、岡田ジャパンの戦いに注目が集まる。一方、対戦相手のオランダは、日本とは対照的に、練習をすべて公開した。初戦をけがで欠場したロッベン選手も、すべてのメニューをこなすなど、順調な回復を見せていた。そんなオランダ代表の練習を見た永島昭浩キャスターは、「オランダ代表チーム、本当、なかなか集中力の高い練習を行ってますね。すべての練習が実戦向きで、サイドを崩したっていうのを想定した練習メニューになっております。やはりオランダチームといいますか、選手、かなりレベルが高いですね」と話した。いよいよ日本時間19日午後8時半にキックオフ、日本代表が大一番に挑む。本田圭佑選手(24)は、「大事な試合なんでね、あとがあるっていうふうに考えないで、とりあえずこの試合で決めるという強い気持ちを持って挑みたいなというふうに思ってます。(オランダは)伝統的に攻撃的だというふうに思ってますので、そういうイメージが強いんで、どれだけ守れるかというところが、大事になってくるんじゃないかなっていうふうに思いますね」と話した。岡田武史監督(53)は、「オランダが非常に洗練され、熟成されたチームであるということは、われわれも理解してます。簡単な試合にならないことも理解しています。チーム全体の力でチャレンジしていきたいというふうに思っております」と話した。