プロ野球・北海道日本ハムファイターズのゴールデンルーキー・斎藤佑樹投手(22)に、13日もファンから熱視線が送られた。合宿地の千葉・鎌ケ谷での自主トレ2日目、13日も斎藤投手見たさに、多くのファンが詰めかけた。13日に集まったのは2,000人で、12日より少なかったが、それでも鎌ケ谷の2軍の公式戦の入場者数を大きく上回る数字となっている。いまだにゴールデンルーキーの一挙手一投足は、大きな注目を集めている。斎藤投手は12日、練習後に早稲田実業野球部のOB会に出席し、福岡ソフトバンクホークスの王 貞治球団会長(70)と、プロ初対面を果たした。斎藤投手は「あこがれというか、あこがれのさらに上、言い表せないですけど、とにかくすごいです」と話した。王球団会長は「合宿に入った時から、あれだけ大騒ぎしているけど、OB会も一緒ですよ。それだけ、期待しているっていうこと。本人は大変だろうけど、がんばってほしいですね」と語った。期待するのはファンも一緒で、球場には、新たに寄せ書きコーナーも設置された。鎌ケ谷の「佑ちゃんフィーバー」は、まだ収まりそうもない。そんな斎藤投手の新兵器、自分でデザインしたという黒いグローブが13日にお披露目された。キャンプインへ、着々と準備が進む。斎藤投手は「(グラブはプロ仕様?)そうですね。一応、これからどんどん(慣れていきたい)」、「(自主トレ2日目は?)きょうも順調にできたと思います」と話した。