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福島第1原発事故　東京電力、「循環冷却システム」を6月末までに開始へ トラブルが相次いだ福島第1原発の汚染水浄化システムで、東京電力は、通水試験で処理した水を分析した結果、放射能の除染能力が目標を上回ったと発表した。浄化システムでは、アメリカ製のセシウム吸着塔とフランス製の除染装置をあわせて処理した水を分析した結果、放射性物質の濃度が、およそ10万分の1となり、目標を上回る効果を挙げた。しかし、セシウム吸着塔だけでは、処理能力が10分の1程度にとどまったため、東京電力では、原因を調査したうえで、処理した汚染水を原子炉に戻して冷却する「循環冷却システム」を6月末までに開始したいとしている。一方、漏れ出している放射性物質を採取するため飛行していた無人ヘリコプター「T-Hawk」が24日朝、2号機の原子炉建屋の屋上に不時着したが、無人ヘリと建屋の屋根に損傷は見られないという。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: June 25, 2011 Date Produced: View Count: 0