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救難ヘリV-107、入間基地祭でラストフライト
災害救助などに活躍した航空自衛隊の救難ヘリ「V-107」が3日、入間基地の航空祭で最後の飛行を終え、退役した。「バートル」の愛称で知られたタンデムローターの大型ヘリで、40余年にわたって運用されてきた。後継機への転換で姿を消すことになり、航空祭では多くのファンが別れを惜しんだ。 最後の1機になったV-107は、滑走路をふわりと離陸し、後継機のUH-60Jとともに空中で停止。救難員をロープで降ろし、地上から負傷者を吊り上げるデモンストレーションを披露した。その後は停止したまま水平に回転したり、すーっと真横に移動したりして、別れを惜しむかのような模擬飛行を見せた。 最後のフライトを終えると、配属部隊である浜松救難隊の田中昇隊長から、航空救難団の石野次男司令に任務終了の報告。救難ヘリをテーマにした映画「空へ-救いの翼レスキューウィングス」に主演した女優の高山侑子さんから花束が贈られ、隊員らがV-107のフロントガラスに日本酒をかけて労をねぎらった。 V-107は1967年に空自に配備。83年9月の大韓航空機撃墜事件や、86年8月の茨城・小貝川水害、04年7月の新潟豪雨、同年10月の中越地震などの捜索・救援活動に出動した。陸自には輸送ヘリとして66年から配備され、85年の日航ジャンボ機墜落事故(群馬・御巣鷹山)では、生存者の少女をつり上げる姿がテレビで報道された。 空自のV-107は、双発のターボシャフトエンジンを搭載し、乗員5人。巡航速度は時速250キロ、航続距離1000キロ、上昇限度4200メートル。しかし、近年は動力性能や後続距離、輸送力に勝る後継機が登場し、救難ヘリとしてはUH-60J、輸送ヘリとしてはCH-47Jへの転換が進んだ。陸自などでもすでに退役しており、ライセンス生産元の川崎重工業によると、空自の1機が国内最後の1機になるという。 空自のV-107は今後、入間基地の記念館に移され展示される。陸自も、要人輸送に使った機体を木更津駐屯地で保存している。(アサヒ・コム編集部)
Video Length: 248
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: September 11, 2005
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