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肉牛餌放射性セシウム汚染問題　厚労省、東京都など5自治体に検査のための検体確保要請 福島・喜多方市などの畜産農家から放射性セシウムに汚染されたわらを食べた肉牛が、あわせて84頭出荷されていたことがわかった。福島県によると、汚染されたわらを食べた肉牛が出荷されていたのは、喜多方市、郡山市、相馬市のあわせて5軒の畜産農家。問題の肉牛は、あわせて84頭で、福島県内をはじめ、東京・埼玉・宮城・山形に出荷されていた。また、いずれの農家も、原発事故の時に外にあったわらを使用しないよう求めた指導を知らなかったとしている。汚染されたわらを与えていた農家は、「きのう(15日)濃度が高いと言われ、びっくりしている。前もってわかっていれば、食べさせるはずない」と話した。一方、厚生労働省は、84頭の出荷先を所管する東京都などの5つの自治体に対して、流通状況の調査や、放射性物質の検査をするための検体を確保するよう緊急要請した。 Channel: FNN News Category: News Video Length: 0 Date Found: July 16, 2011 Date Produced: View Count: 0