柔道世界選手権2010東京大会は、史上最多の日本勢10個の金メダルで幕を閉じた。一夜明けても、メダリストたちは大忙しで、14日は「上月スポーツ賞」の表彰式に出席した。熱戦が終わっても、金メダリストは大忙しだった。世界柔道で優勝した穴井隆将選手(26)、秋本啓之選手(24)、上野順恵選手(27)らが、アスリートを支援する財団によるスポーツ賞の表彰式に出席した。今回、10個の金メダルラッシュに沸いた日本。その火付け役は、なんといっても初日のエース・穴井選手。これで一気に日本が勢いづいた。穴井選手は、「そう言ってくれるのはありがたいですけど、勢いつきすぎて、みんな勢いづいて、僕の金メダルがどんどん消えていきそうで心配なんですけど。皆さんの力で消さないように、どうかお願いします」と話した。その勇士は、ほかの競技で世界と戦うアスリートたちにもしっかりと刻まれたはず。フィギュアスケート・織田信成選手(23)は、「僕が言うのもあれですけど、すごく迫力があって、スポーツは違くても、スポーツにかける思いっていうのはみんな同じだと思うので、自分も見習って、もっと頑張っていきたいなと思います」と話した。