BUSTER氏（　システム自体は非常に簡潔だが、主人公の大胆な動きと快適な操作性、作者のセンスが光るマップの構成や仕掛けの数々、個性豊かな雑魚やボス達、適度な規模と自由度の高さで繰り返しプレイしたくなる内容など、迷宮探索アクションの醍醐味が高密度に凝縮された快作である。　この動画はセーブ無しの通しプレイでアイテム回収率100%を達成している。アイテムの入手は基本的にダンジョンに沿った流れになっており、タイムアタックは意識していない。また、主人公の活躍を盛り上げる勇壮な楽曲がMIDIだったので、折角だからSC-88Proで収録してみた。　以下、コメント。・フィールド１　まずは主人公の能力の底上げから。行動を機敏にするため、ブロックや壁を１発で壊せる”ぎんのつるはし”と、梯子の上り下りが速くなる”パワーリスト”は必携。実はダンジョンに入らずともフィールド上の全てのアイテムが入手可能となっている。このように攻略の自由度が高い点もこの作品の大きな魅力である。　マップや仕掛けはタイムアタックも意識した構成となっており、淀みない移動ができると気持ちよい。・ダンジョン１：クックルのすみか　最初のダンジョンだけあって仕掛けも構成も単純。壊せる壁による経路の短縮ができる。　クックルはジャンプと突進を繰り返し、着地時の振動が主人公を行動不能にする。ブーメランによる多段攻撃はボス戦での基本。・フィールド２　主人公のジャンプの対空時間が長いのを活かして、”ぎんのや”を取るときに経路の短縮を図っている。また、ダンジョン２では”ぎんのおの”が無いと道中、ボス共に苦労するので、回り道となるが先に入手しておく。　　”ハンターシールド”を取ったときに一部の音が鳴りっぱなしになっているが、これはMIDIの仕様（というかMIDIファイルの作り方）によるもの。発生したら都度SC-88を操作して手動で止めている。・ダンジョン２：ガーゴイルのねじろ　アイテムの中には、”あおのコイン”のように先に進むための仕掛けを作動させるものもある。　シールドを出しているときでもサブウェポンは出せるので、弾を撃ってくる敵にはサブウェポンでの対処が有効。　ガー...