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TKO、「蟹工船」で映画初出演
過酷な雇用・就労や暗い世相が重なって見えるのか、プロレタリア文学の秀作「蟹工船」が話題になって久しい。文学に加え、今また再映画化され、7月4日に公開される。この作品が映画初出演となったお笑いコンビTKOは芸歴18年、5回目の挑戦で東京進出をはたした。“苦節”に重ねて、この映画を語ってもらった。(アサヒ・コム編集部) ボケ役の木下隆行(37)は巨漢。笑福亭鶴瓶やゆるキャラ「せんとくん」の物まねで知られる。ツッコミ役の木本武宏(38)は、木下の引き立て役。一見、地味ながら、テレビバラエティーではスポ根ぶりを発揮する熱い男だ。 「今、やりたいことができない、何ごとも思うようにいかないという若者は多い。ネガティブな時代にあって、気持ちも落ち込みがち。そのあたりが、原作が書かれた時代と重なるかもしれない」と、木下は話す。 物語は、小林多喜二が80年前に書いた原作通りに進む。北洋カムチャツカ沖で蟹を取り、缶詰にする作業船が舞台。過酷な労働、拷問さながらの暴力や制裁、劣悪な衛生環境…。てんでばらばらだった男たちはついに、勇をふるって団結し、ストライキを訴えてすごみ、現場監督に詰め寄る。 2人は、この「蟹工船」への出演を熱望した。いずれも雑夫役だが、「ばっちりなキャスティング。ナイス! SABU監督」と木下。それは、映画の中に彼らの実人生と重なる部分を感じたからだという。 木本は言う。「僕らは(お笑い)18年やってきた。5回目の挑戦で、やっと東京進出できた。そのくたびれた感じが出ているらしい。心を折らずにやってきた軌跡もスクリーンで見てもらえる、見せられるのは感激だ」 撮影は12月に。本来、年末年始の特番で活躍すべき時期だったが、映画への熱意が勝った。■コント調にダメ出し 昨今、お笑い芸人の映画進出はめざましいが、演技の苦労は? 「バラエティー番組だと、何時間か収録して1時間にまとめる。でも、映画は丸1日撮っても1分とか。アレッと思った」と、まずはカルチャーショックを木本はあげる。 演技では、声が大き過ぎと何度も注意された。「コントのしゃべりだと言われた。もっと声を小さく、自然体で、と。お笑い芸人は、いつだってONの状態だから、ついくせが出てしまう」。木本のせりふが、シーンの“しゃべり出し”となることが多かったという。「木本君のトーンで流れが決まるから責任重大やでと、SABU...
Video Length: 213
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: September 07, 2001
View Count: 1
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