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エネルギー政策見直しで脚光を浴びる地熱 世界最大の地熱プラントを取材しました。
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エネルギー政策見直しで脚光を浴びる地熱 世界最大の地熱プラントを取材しました。
日本の地熱資源量は、アメリカ、インドネシアに次いで世界第3位ですが、総発電量に占める地熱の割合は、わずか0.3%となっています。エネルギー政策の見直しで、あらためて脚光を浴びる地熱。その潜在能力と未来を探るため、アメリカにある世界最大の地熱プラントを緊急取材しました。アメリカ・サンフランシスコの北、およそ80kmの小さな町カリストガは、豊富な天然温泉で知られるリゾート地。リゾートホテルの支配人は「温泉は5つあり、ポンプは一切使用せず、自然の圧力だけでくみ上げています」と話した。大地の恵み・温泉の恩恵を最大限に活用しているのが、カリストガから20kmほど離れた山あいにある最大発電量150万kWの世界最大の地熱発電所「ザ・ガイザーズ」。原子力発電所は何重ものドアをくぐってセキュリティーチェックを受けて入るのに比べ、「ザ・ガイザーズ」のタービン建屋は、開放的になっている。多くの太いパイプが張り巡らされたタービン建屋。地下3,000〜4,000メートルから湧き上がった蒸気をくみ上げ、タービンに送る。1960年に運転を開始したこの発電所は、広大な敷地に15の地熱発電プラントを有し、現在21基のタービンが稼働している。通常、福島第1原発3号機と同等の72万5,000kWを発電し、72万5,000軒の住宅に電力を供給している。地熱発電所の敷地内では、あちこちから蒸気が立ち上っていて、温泉が湧き上がっているところもある。世界最大の地熱資源を持つアメリカでは、9つの州に77カ所の地熱発電所があり、総発電量も310万kWと世界第1位。「ザ・ガイザーズ」の責任者は「ほかからエネルギーを輸入せず発電しますので、それが長所です。日本も地熱発電は多用な電力供給パズルの大きな1ピースになれると思う」と話した。福島第1原子力発電所の事故、そして浜岡原子力発電所の運転停止を契機に、風力や太陽光など、代替エネルギーへの注目が高まる日本。しかし、世界第3位の地熱資源を持ちながら、地熱発電所は全国でわずか18カ所。新たな発電所の運転も、1999年を最後に途絶えている。地熱発電にくわしい千葉大学・倉阪秀史教授は「国立公園の中に、地熱発電所の適地がかなりあるということです。景観を守りたいという環境省が、国立公園の中の開発は反対しています。もう1つは温泉地ですね。『もしも温泉がかれてしまったらどうするんだ』と。こういう懸念ですね」と話した。こうした中、日本有数の温泉地、鹿児...
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Date Found: June 18, 2011
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