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諫干開門調査求め３００隻集結　有明海で海上デモ 　有明海の漁業被害を訴える佐賀や長崎など沿岸４県の漁民が１０日、国営諫早湾干拓事業（長崎県）の潮受け堤防排水門の開門調査の早期実施を求め海上デモを行った。　海上には約３００隻の漁船が集合。「被害知れ」「即時開門」と記された巨大なブルーシートを広げ、「開門調査の政治判断を下せ」などとシュプレヒコールを上げて、国に調査実施を促した。　開門調査をめぐっては、政府・与党の検討委が４月２８日、「環境影響評価を行った上で開門調査をすることが適当」と報告。参院選までに最終判断される見通しだったが、その後の口蹄疫（こうていえき）被害の拡大や農林水産相の交代で先送りされた。　この間、赤潮の発生や、昨冬は豊漁だったタイラギが今夏は局所的に大量死していることなどが確認され、漁民の危機感は強まっている。 Channel: Asahi Category: News Video Length: 55 Date Found: September 10, 2010 Date Produced: October 09, 2010 View Count: 0