注目のプロ野球開幕問題で、セントラル・リーグがついに決断を下した。開幕日程の延期はあるのか、ナイターは行うのか、揺れるセ・リーグが、ついに結論を出した。24日午後、セ・リーグ臨時理事会が行われ、セ・リーグの新 純生理事長は「最終的には、選手の方々の気持ちをくんで、(開幕日を)12日ということに決めた」と述べた。高木文科相は「(セ・リーグの開幕が12日になったが?)これも節電が大きな狙いですから、(ナイターも)十分配慮をしていただければと思っております」と話した。プロ野球セ・リーグの開幕時期とナイターの行方。読売ジャイアンツ・渡辺恒雄会長は「東京の方は停電がないんだよ。23区...。(開幕が25日の考えは変わりない?)変わりないだろ! そんなこと、変わる必要ねえじゃねえか。こういうときに何もやらない方がいいんだとか考える連中は、勝手にしろ!」と話した。22日に蓮舫節電啓発担当相は「ずっと言ってることです。震災の影響で電力の供給に制限が出て、国民の皆さま方にご不便、あるいはご協力いただいている地域において、野球というものは考えていただきたいということです」と話していた。ナイター自粛要請から2日。24日午後から、セ・リーグ6球団が集まっての臨時理事会が、日本プロ野球機構で行われた。その結果、セ・リーグは会見で「セ・リーグは球界一体となって、144試合行うために、次のように変更をしました。1つ、選手の方々の気持ちをくみ、開幕を4月12日といたします。監督官庁等の指導のもとで、決めていったわけで、最終的には選手の方々の気持ちをくんで、12日ということに決めたんで」と話した。当初の3月25日から3月29日にずらした開幕日を、パ・リーグと同じ4月12日にさらに遅らせることを決めた。この決定に計画停電地域の人は、「もっとずらしてもいいと思うけどね。そのぐらいが限度なのかね」と話した。セ・リーグは会見で、「文部科学省のあらためての要望に関しましては、東京・東北電力管内では、4月中のナイターを自粛いたします」と話した。セ・リーグではパ・リーグと同様に、4月中、東北・東京電力管内でのナイター自粛を決定した。問題となっていた東京ドームでの試合について、巨人・清武代表は午後3時半すぎ、「(東京ドームのゲームは)自粛します。(東京ドームのデーゲームでは)それはナイターするのと一緒ですので。(日程を)後ろにずらします。(東京ドームは4月中)使いませ...