ＯＫＩデータ（本社・東京都港区）は１日、光源に発光ダイオードを使ったＬＥＤプリンター・複合機「ＣＯＲＥＦＩＤＯ」（コアフィード）シリーズの新商品を発表した。東京・目黒雅叙園で行われた発表会には同社のＣＭキャラクターの菅野美穂が出席、同シリーズ自慢の「５年間無償保証」サービスに寄せて歳月の重みを語った。　ゲストとして登場した菅野美穂は、ＮＨＫのスペシャルドラマ「坂の上の雲」を３年にわたって撮影中。「この間に結婚したりお子さんが生まれたりするスタッフも。目で通じる阿吽（あうん）の呼吸ができ、時間が育んでくれる信頼関係を改めて実感しました。それを思うと、５年間無償保証はとても長いですね」と語った。「現場に、愛を。」をキャッチフレーズに、菅野美穂がプリンターを使う各部署の社員たちに「好きです」と呼びかけていたＣＭのセリフは、１日から放映される新バージョンでは「ずーっと、好きです」に変更。保証期間の長さを改めて強調した。　「ＣＯＲＥＦＩＤＯ」シリーズはＬＥＤプリンターの特性を生かして小型で耐久性の高いシンプルな内部構造を実現。杉本晴重社長によると同社の２０１０年度上期の売り上げは１７％増を達成したという。この日発表されたのは同シリーズのＡ３モノクロプリンター「Ｂ８４０ｄｎ／Ｂ８２０ｎ」とＡ４カラー複合機「ＭＣ５６１ｄｎ／ＭＣ３６１ｄｎ」の計４機種。歳末商戦を前に、Ａ４モノクロからＡ３カラー複合機までビジネス用印刷機のフルラインアップをそろえた。同社はプリンター・複合機市場で２０１０年度に８％、１１年度には１０％のシェアを目指す。（アサヒ・コム編集部）