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福島第1原発事故　3号機取水口付近の海水から濃度限度3万2,000倍の放射性物質を検出 東京電力は、福島第1原発3号機の取水口付近の海水に、放射性物質を含んだ水が流出していたことを明らかにした。東京電力の松本本部長代理は「止水工事の際に、カメラで流出個所が確認できておりますので、流出に関しましては、確定したという理解で間違いないということでございます」と話した。東京電力によると、11日昼すぎ、福島第1原発3号機の電源ケーブルを収めているピットに、ケーブルの配管を通じて水が流入しているのを見つけた。この水を分析したところ、国の海水の濃度限度の62万倍のセシウム134が検出されたという。また、このピットの近くの3号機の取水口の壁から、水が海に流れ出ているのが確認され、付近の海水を分析したところ、国の海水の濃度限度の3万2,000倍のセシウム134が検出されたという。東京電力によると、ピットの水が海に流出したということだが、ケーブルの配管をふさぎ、ピットをコンクリートで埋めたところ、海への流出は止まったという。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: May 11, 2011 Date Produced: View Count: 0