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福島第1原発事故　5号機原子炉と使用済み燃料プールの冷却ポンプ故障、復旧作業開始 福島第1原発5号機の原子炉と使用済み燃料プールを冷却するポンプが故障しているのが見つかり、東京電力は、29日午前から復旧作業を始めた。5号機ではすでに、原子炉が安定的に冷却されていて、冷温停止の状態だが、東京電力によると、28日午後9時ごろ、作業員が、冷却用の海水をくみ上げるポンプが停止しているのを見つけた。これにより、冷却システムの一部の機能が失われ、原子炉の温度は、29日午前6時の時点で84.1度と、28日よりも24度上昇し、また、使用済み燃料プールの温度も、およそ2度上がった。東京電力は、29日午前8時から、ポンプを取り換える作業を始め、午前中には冷却を再開させるとしている。ポンプの故障の原因について、東京電力は、「モーターの電気回路が故障した可能性がある」と述べている。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: May 29, 2011 Date Produced: View Count: 0