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年金の弱点と問題点について、社会保険労務士の北村庄吾氏の解説です。
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年金の弱点と問題点について、社会保険労務士の北村庄吾氏の解説です。
今回のテーマは「年金はヒビだらけのビル」。年金の弱点と問題点にスポットを当てます。社会保険労務士の北村庄吾氏に解説してもらいました。(現在の国の年金制度とは、一体どんなものなのか。国の年金制度のおおまかな構造を、1つのビルで例えてみる。 1階部分は、原則として20歳以上の国民が誰でも加入する基礎年金、いわゆる国民年金。そして、会社員であれば「厚生年金」、公務員であれば「共済年金」が基礎年金の上の2階部分にあたる。さらにそれぞれの年金の上、3階部分には、「厚生年金基金」や「職域年金」など個別の基金がある。この3階建てのビルの構造が、国の年金制度と呼ばれるものである)(この年金ビルのどこが問題なのか?)実は最も危ないのが、(ビルの1階の部分にあたる)基礎年金、いわゆる国民年金部分なんですね。国民年金の納付率というのが、年々下がって、直近では6割を切っております。実は国民年金の保険料には、一部、または全部、保険料の免除をする制度というものがあります。この免除制度を利用している人を除いた、「実質納付率」というものがあるんですね。実は驚くことに、実質の納付率というのは半分を切った、約43%ということになっているんです。(では納付率が実質43%とは、どんな状況なのか。国民年金の納付率が下がっているということは、例えれば、ビルの1階の基礎年金部分にすでにヒビが入っているということ。実は、このヒビを厚生年金や共済年金などの年金からもお金を出し合って補修しようとしていて、それでも追いつかず、ヒビがさらに入って大きな穴が開いてしまい、結果、ビル全体に影響が広がっている)(国民年金の問題だけではなく、会社員や公務員の皆さんの厚生年金や共済年金にも影響が出ますよ、人ごとじゃないですよという話か?)その通りなんですね。しかも2009年から、基礎年金部分のお金、この半分を国が負担することになってるんですね。この財源自体も危なくなっております。(それだけ財源が危ういとなると、どうしていったらいいのか?)今、言われているのが、保険料で徴収している年金のお金を、消費税、これを年金の財源に充てたらどうかと、切り替えるって形なんですね。これにはメリット、デメリットがありまして、メリットとしては、国民全員から均等に集められると、こういうメリットがあるんですが、デメリット、これは年金をもらっている高齢者の方、こういう方の負担が増える...
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Date Found: December 05, 2010
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