プロ野球は、いよいよ2月1日、キャンプインする。注目の北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手(22)も沖縄に到着し、空港は大勢のファンと報道陣でごった返した。待ちに待った斎藤投手の沖縄入りとあって、那覇空港は多くのファンや報道陣でごった返し、ファン1,100人、報道陣250人と、例年に比べて、その数は5倍にのぼった。歓迎セレモニーで、日本ハムの梨田昌孝監督(57)は、「33回目のキャンプなんですけど、なぜかしら。ことしは、非常に人が多い。なぜなんでしょう」と、とぼけた。もちろんお目当ては、スーパールーキー・斎藤投手で、フジテレビ系列だけで7台のカメラが並んだ。第37代名護さくらの女王・金城優華さんは、「(斎藤投手は見られた?)はい、少しだけ見られました。とても皆さん、さわやかで、とてもオーラが出ているというか、たくましい感じがしました」と話した。ファンは「テレビより、意外と小柄でしたね、色白で。でも、名護に来たら、太陽サンサンですので、真っ黒になってほしい。たくましくなって、帰ってください」と語った。「佑ちゃんフィーバー」は、沖縄県政をも動かした。かわいらしくピンクにラッピングされたキャンプ地巡回バスが2011年、初めて導入される。ファンにとってはありがたい試みで、沖縄各地のキャンプ地を巡回するバスは、料金が無料となっている。このバスで、日本ハムだけでなく、沖縄でキャンプを張るすべての球団めぐりができる。プロ野球は、いよいよ2月1日、一斉にキャンプインする。斎藤投手は「プレッシャーは大きいですけど、それをしっかりと受け止めて、結果を残せるようにがんばりたいと思います」と話した。