2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会、オランダ戦を2日後に控えた日本代表は、ベース地のジョージで練習を行った。サポーターの期待に応えるためにも、勝ち点をつかみたい日本代表は、この日はしっかりとハードなメニューの練習をこなした。カメルーン戦で1トップだった本田圭佑選手(24)を、玉田圭司選手(30)、岡崎慎司選手(24)らと組ませ2トップも試すなど、岡田武史監督(53)流のオランダ対策が着々と進められている。永島昭浩キャスターは、「きょうの練習は、かなりハードなメニューで、しっかりと2時間余り練習をこなしました。足元へのボールではなくて、一歩前へスピードをゴールに向けて上げていくという。そういう意識がすごく高かったですね」と話した。初戦の勝利に加え、家族との面会で英気を養った選手たちに気負いはない。遠藤保仁選手(30)は「(家族にエネルギーをもらった?)はい、特に子どもからは、エネルギーをいっぱいもらいました。もちろん、勝ち点3を取りに行きたいと思いますし、そういう戦い方をしたい」と話した。一方、日本人サポーターは、オランダ戦の勝利を楽観視、前向きにとらえている。カメルーン戦を観戦した日本人サポーターは、「強豪といわれている強いチームが苦戦している感じがする。意外にチャンスはあるんだなという」、「日本 - オランダも、日本にもチャンスがあると思う」と話した。