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福島第1原発事故　水漏れが見つかった汚染水浄化システム、試運転開始のめど立たず 福島第1原発で増え続ける高濃度の汚染水の処理問題で、東京電力は、水漏れが見つかった汚染水の浄化システムの修理を11日にも終える予定だが、試運転の開始のめどは立っていない状態。東京電力は午前11時すぎ、会見で「(汚染水浄化システムが)いつから試験に入るかについては、まだ未定でございます」と発表した。東京電力は、水漏れが見つかった放射性セシウムの除去装置の配管部分などの修理を、11日中に終える方針だが、低濃度の汚染水を浄化システムに実際に通す試運転の開始のめどは、まだ立っていないという。東京電力は、このシステムを15日にも本格的に稼働させる方針だが、遅れれば、汚染水の一部が、6月末にも海などに流出するおそれがある。一方、2号機では、原子炉建屋内での作業の妨げとなっている湿気と放射性物質を取り除くため、「局所排風機」と呼ばれる浄化装置の試運転が11日から行われる予定。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: June 11, 2011 Date Produced: View Count: 0