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廃部が決定した女子バスケットの「JALラビッツ」のラストフライトを追いました。
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廃部が決定した女子バスケットの「JALラビッツ」のラストフライトを追いました。
経営状況悪化で廃部が決定した女子バスケットの「JALラビッツ」のラストフライトを追いました。体育館に響く掛け声、止まることのない足音。バスケットボール女子、日本リーグの名門「JALラビッツ」。創部43年、2004年度には、日本一を手にするなど、輝かしい成績を残してきた。そんな彼女たちのもう1つの顔、キャプテン・岩村裕美選手と矢代直美選手は、現役の客室乗務員。その姿は映画化された。仕事とバスケに奮闘する姿が描かれた「フライングラビッツ」。彼女たちは、映画のモデルにまでなった。しかし、2010年1月、JALは会社更生法の適用を申請し、事実上の経営破たんになった。そして会社の広告塔「ラビッツ」も、今シーズン限りで廃部が決まった。JALラビッツ・矢代直美選手は、「その発表があったときは、感情もよくわからない状態だったと思います」と話した。JALラビッツ・岩村裕美主将は「こういう状況の中で、チームを残すっていうのはすごい大変なことだとは思うんですけど、でも、1年残してくれたことは、本当、感謝」と話した。チーム運営費は2割カットされ、もちろん、人件費削減も避けて通れない。谷 美和副部長は、「人数が昨年に比べて4名減って、今シーズンの12名体制で選手たちがんばってくれてるんですが、チームの結束力は、すごく昨年以上に高まって、いい状態で今ジーズンはスタートができているのかなと」と話した。それでも、ラビッツを待っている人がいるから、チームの笑顔は絶えなかった。ラビッツが大切にしてきた子どもと触れ合う機会。これまでおよそ3万人の子どもたちにバスケの楽しさを伝えてきた。矢代直美選手は、「(バスケ教室を)こういうことをやったなということが、大きくなってからも残ってくれれば」と話した。子どもたちとの大切な時間も終わりを迎える。廃部を悲しむ手紙が全国から届いた。子どもたちからの手紙には、「わたしはこんなに強いチームがなくなるなんて本当に信じられません。とても悲しいし、寂しいです。ずっとずっと応援しています」と書かれていた。矢代直美選手は、「コートでやることが、わたしたちの仕事と思ってるし」と話した。岩村裕美主将は、「感謝の気持ちを忘れずに」と話した。最後のブザーが響くその時まで、彼女たちのラストフライトは続く。
Channel: FNN News
Category: Sports
Video Length: 0
Date Found: July 13, 2010
Date Produced:
View Count: 101
 
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