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車いす生活を快適に、手作りの雑貨店
本宮市に住む安斎透さん(38)が21日、車いすにかかわる生活雑貨を製造・販売する店を開業した。事故で車いす生活を送る安斎さんが、自分で使いたいと手作りした品ばかり。全国の車いす利用者向けに通信販売する予定で、安斎さんは「うちの商品で、車いす生活をもっと快適に楽しく過ごしてほしい」と話している。(中川透) 店の名は「エスマルクソーイング」。「くるまいす」を逆から読んだ語感に、裁縫の英語を組み合わせた。自らミシンで縫った入浴用クッションや、車の乗り降りの際に使う車体の傷防止マットなど、五つの品から売り始める。 20代の時にクレーン作業で事故にあって脊髄(せきずい)を損傷し、車いす生活となった。仙台市の専門学校で2年間、裁縫を勉強し、昨年秋までは市内の衣料品メーカーに勤め、車いす利用者のクッションを製造・販売する事業を担当した。 しかし、事業の採算が芳しくなく、会社は撤退を決定。安斎さんは一般衣料の部門で働くように誘われたが、「車いす関連の仕事を続けたい」と起業を決意。38歳の誕生日の21日を開業の日に選んだ。 これまでの市販の車いす雑貨は、色が黒だけでデザインも限られるなど、安斎さんも利用者の一人として不満を感じてきた。エスマルクの製品は明るい色づかいで、利用者の視点から不便を解消する点が売りだ。車の傷防止マットは、乗り降りの際、車いすをぶつけて傷だらけにしてきた経験から新たに開発した。 自宅前に置いた2坪の中古プレハブが事務所。机、ミシン、ファクスなどが所狭しと並ぶ。販売する5品の写真や特徴をのせたカタログも自らデザインし、印刷は障害者の働く施設に頼んだ。会社勤め時代の取引先を中心に郵送すると、早速引き合いが来た。「カタログにないが、こんな品を作って」との注文も舞い込み始めた。 安斎さんは「車いす生活は不便で暗いイメージがつきまとうが、気持ちの持ち方次第で変わる。快適に過ごせる品の開発を続け、そのイメージを払拭(ふっしょく)したい」と話す。 注文や問い合わせは、エスマルク(電話・ファクス、0243・44・2266)まで。
Video Length: 74
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: October 05, 2021
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