東京・江戸川区の三菱東京UFJ銀行の店舗の前で15日午後、歩行者が次々と車にはねられた事件で、目撃者の証言を入手した。目撃者は「鈍い音はしていましたね。金属がぶつかるようなというか。ガードレールやなんかも飛び散っている状況なので、ガードレールが抑えきれないようなスピードだったんじゃないですかね」、「なんかすごい急ブレーキの音がして、そのあと、ガシャンという音というか。マンションが近くにあるんですが、マンションの前が血まみれみたいな」と話した。15日午後4時45分ごろ、江戸川区船堀2丁目の「三菱東京UFJ銀行 船堀支店」の目の前で、81歳の男性が運転する乗用車が歩道に乗り上げ、歩行者を次々にはねたうえ、銀行に突っ込んで横転した。東京消防庁によると、この事故で歩道を歩いていた60代の女性と30代の女性の2人が意識不明の重体で、このほか64歳の男性がけがをした。また、車を運転していた81歳の男性もけがをしている。警視庁の調べに対し、男性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。