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福島第1原発事故　原子炉注入の水を浄化した汚染水に切り替え本格的な循環注水冷却開始 水漏れトラブルなどが相次いだ福島第1原発の「循環注水冷却」で、東京電力は、原子炉に注入する水をすべて浄化した汚染水に切り替え、本格的な循環注水冷却を開始したことを明らかにした。2日午後6時半ごろ、東京電力は会見で、「現在、ろ過水の方からの水は入れてございませんので、全量処理水ということでございます」と話した。浄化した汚染水を原子炉の冷却に再利用する循環注水冷却は、今までろ過水を使った注水ラインと併用していたが、2日、新たな貯水タンクを設置して、ろ過水のラインを新設したタンクに1本化した。東京電力では、これにより流量が一定になり、安定的な冷却が可能になるとしている。一方、1日、3号機の原子炉建屋で行われた遠隔操作のロボット「ウォリアー」による清掃作業で、東京電力は、放射性物質を含んだほこりをドラム缶3本分回収し、放射線量を下げる一定の効果があったことを明らかにした。 Channel: FNN News Category: News Video Length: 0 Date Found: July 03, 2011 Date Produced: View Count: 0