日本のテレビドラマやアニメなどを２４時間放送する専門チャンネル、ＣＳファミリー劇場は母の日の５月１０日、母と子をテーマにしたオリジナルドラマ「やさしいうた」を放映する。主演の田中律子さんが４月２７日、東京都内で会見し、母の日の思い出などを語った。（アサヒ・コム編集部）　田中さんはドラマで女手ひとつで子育てする主人公・理沙子を演じる。理沙子の母親が突然姿を消すという事件をきっかけに、母親の過去と深い愛情を知り、生き方も変わるというストーリー。祖母と母と娘の３世代のきずなを描いたドラマだ。　理沙子の職業は美容師。実家も美容室という田中さんは「学校から帰ってきてから、美容室で母のお手伝いをしていた」と、子どもの頃を振り返る。祖母も母も弟も美容師というが、本人は「全く（髪の毛は）切れません」。「今回、くしの持ち方もはさみの持ち方も一から教わりましたが、切っているところはあんまり使われませんでした」と苦笑い。　小学５年生の娘を持つ田中さんは、「母の日に、（自分の母親に）毎年お花を贈っていますが、最近は絵を描いてもらう立場になりました」。理想の母の日の過ごし方については「いつも料理をしているので、お父さんと子どもにごはんを作ってもらいたい。好きなことしていいよ、というプレゼントがあるとうれしい」。　会見には、田中さんの娘役を演じた大塚れなさんも登場。緊張しながらも田中さんに花束を手渡した。　田中さんは「女性として悩んだりつまずいたりしたときに見てほしい。幸せってこんなに近くにあるんだな、ときっと前向きになれる」とドラマをＰＲした。放映は５月１０日（日）１２時から。ケーブルテレビやＣＳ衛星放送スカパー！、スカパー！ｅ２、ブロードバンドＴＶで視聴できる。