サッカー日本代表の新監督決定が難航している。2014年へ向けての新しいスタートはいつ切れるのか。交渉にあたっていた、原技術委員長が記者会見を行った。ヨーロッパに渡り、新監督と交渉を行っていた原技術委員長が、24日に緊急帰国し、交渉の経緯について話した。原技術委員長は、「残念ながら、まだ契約することはできていません。向こうにスタッフも残っていますし、1人だけではなくて、何人かの候補を持ちながら、(契約の)準備をしています」と話した。そしてこれまでに、前レアル・マドリードのペジェグリーニ監督などと交渉したことを明らかにした。交渉は決裂し、新しい候補と現在交渉しているが、その名前は明らかにされていない。原技術委員長は、「今、粘り強く交渉している人の名前は、ちょっと課程的な事情とかもありますので言えない」と話した。難航する交渉を象徴するような、原委員長の答えだった。原技術委員長は、「(1カ月以上決められない?)これ、交渉事ですから、絶対できるように努力はしてます! (決められなかった人が、この先決められる?)決めるように全力で行きたいと思います!」と話した。9月4日のパラグアイ戦は、原委員長が代行監督を務める。