このクリップで200本目となる。少し前に、弱音ハク名義の作品を公開したが、亞北ネル名義作品は初めて。今回は、東北地方太平洋沖地震がもたらした非日常の中で目の当たりにしたテレビの愚の部分にスポットを当てて、かなり過激な表現を織り交ぜながら一つの曲に仕上げた。タイトルも過激だが、中身はごくシンプルなテクノハウス系ポップスである。また、今回は「初音ミク　プロジェクトディーヴァ　2nd」を使用しての初めてのオリジナルクリップである。今回スポットを当てたのは、東北地方太平洋沖地震を機にほぼ全ての企業がCMを自粛し、その穴埋めとして、ACジャパンのCMが繰り返し流されたことをテーマとしている。このことについては2つ前のぼやき日記でも述べたが、ACジャパン自体は責めを負う必要はない。問題はテレビ局側だろう。そんなに同じCMしか流せないならCM枠を復活させる必要はなかったのではないか?民放には規定でCM枠を３日したら復活させないといけないと聞いたが、世界第4位と言われた東北地方太平洋沖地震で阪神淡路大震災を上回る8000人以上もの死者が出ている時に民放の規定とか丁寧に従う必要などないと思う。私も、この地震で予約していたゲームソフトを目前で発売が暗礁に乗り上げるハメになってピリピリしているのにテレビだけそんなルールに忠実になってどうするのかと言いたい。しかも、どうして健康不安を扱ったCMを繰り返し流す中に含めるのかというのも疑問が残った、それがテレビが国民の為の存在ではないことを半ば露呈させているようなものだ。そんな不信感や繰り返し流される健康不安系CMで受けたストレスがこの曲を作らせたと言っても過言ではない。