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マセラティの旗艦、クアトロポルテ・スポーツGTSに試乗
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マセラティの旗艦、クアトロポルテ・スポーツGTSに試乗
優雅さと猛々しさとーー。イタリアの超高級車マセラティのフラッグシップセダン、クアトロポルテ。その最上位モデルで、日本に上陸して1年を迎えるスポーツGTSに試乗した。時の流れから超然とした走りがそこにあった。 メーターの針が2000回転を超えると、F1のような重低音がうなり始めた。左ハンドルの右手にあるスポーツモードの丸ボタンを押すと、440馬力のV8サウンドは、腹の底から響く爆音へと変わった。 全長約5メートル、総重量約2トンの巨体。車高は低く、運転席から鼻先は見えない。足回りは硬めにつくられているが、左ハンドルに慣れていないと注意が必要な右折も意外なほどスムーズだ。 スポーツモードはエンジンの気孔を全開にし、走力を最大限に引き出す。4ドアを意味するクアトロポルテの冠をかぶったマセラティのフラッグシップにあって、走りの醍醐味を追求したGTSは「旗艦中の旗艦」だ。 コウモリの羽を思わせるシフトパドルにより、ハンドルを握りながらシフトアップが可能だ。コックピットにはマセラティの象徴であるトライデント(三本の槍)がハンドルやシフトレバーに取り付けられる。赤色のレザーシートがスポーティーさを強調する。 ノーズからリアまで流れるような流線形のボディーは、後部座席もゆったりと座れるセダンでありながら、クーペのような雰囲気を漂わせる。デザインはフェラーリで有名なイタリアのデザイン会社、ピニンファリーナが手がけた。 かつて傘下にあったフェラーリ製のエンジンを積むマセラティは、男性的なフェラーリに対して、女性的ともいわれる。 1964年に誕生したクアトロポルテは5代目が2004年にデビューした。同じ伊フィアットグループに属しながら2005年にフェラーリを離れ、「独り立ち」したマセラティの象徴でもある。08年にマイナーチェンジ後、日本国内でも約270台が売れた。うち約100台をGTSが占めている。 100キロまでの加速時間は5.1秒。スポーツカーとしての醍醐味を追い求める数少ない存在だ。 エコカーブーム全盛の今、超然とみえるマセラティはどこへ向かうのか。スポーツGTSの存在が、その答えなのかもしれない。(アサヒ・コム編集部) 【クアトロポルテ・スポーツGTS】全長×全幅×全高:5,097×1,895×1,423mm、ホイールベース:3,064mm、エンジン:V型8気筒DOHC4バルブ、総排気量:4,691cc、最高...
Video Length: 48
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: October 04, 2016
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