東京電力は、東北地方太平洋沖地震で、必要な電力を確保するのが難しくなったとして、計画的に電気の供給を止める「計画停電」を、14日に引き続き実施している。東京電力は、電力需要が戻るとみて、15日はすべてのグループで「計画停電」を実施した。午前7時ごろからは、「第3グループ」の神奈川県、埼玉県、群馬県、栃木県の一部の地域およそ70万世帯。午前10時ごろから、「第4グループ」の埼玉県、群馬県、栃木県の一部の地域、およそ25万世帯で実施した。また、「第5グループ」について、千葉県、神奈川県、静岡県の一部、およそ70万戸を対象に、午後1時ごろから実施した。午後4時ごろから、「第1グループ」の栃木県、群馬県、千葉県、神奈川県、静岡県の一部の地域、およそ140万世帯を対象に実施した。そして、午後6時20分からは、「第2グループ」の埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県のおよそ200万世帯を対象に、午後10時までの予定で実施している。15日の対象は、あわせておよそ500万世帯にのぼった。