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フェラーリF1やFXXがデモ走行
フェラーリ・ジャパンが主催する年に一度の祭典「フェラーリ・フェスティバル」が10日、静岡県の富士スピードウェイで開かれた。新モデル「カリフォルニア」も披露され、全国から集まった568台がミニレースやサーキット走行などを楽しんだ。(アサヒ・コム編集部) 昨秋のパリ・モーターショー(パリサロン)で発表された「フェラーリ・カリフォルニア」は、これが国内初公開。50年代の名車「250GTカリフォルニア」をモチーフにしたオープンカーで、4.3Lの新型V8エンジンは460hpを発揮、最高時速は310キロ、発進から4秒で時速100キロに達する。 一方、14秒で開閉する電動ルーフ、4人乗り仕様(2人乗りも選択可)、最大340リットルのトランク容量など快適性にも最大限配慮した。「子どもを後ろに乗せて家族で遠出もできるGTカー」(フェラーリ・ジャパンのマッティアッチ社長)としている。国内での販売価格は2360万円前後を予定しているが、すでに予約で1年待ちの状態だという。 フェラーリ・ジャパンによると、昨年の国内販売台数は430台で、前年比15%増。未曾有の自動車不況にもかかわらず、今年1-3月期の売り上げも昨年同期比35%増と好調だ。「ブランドが確実に認知されている。日本のユーザーは非常に洗練されており、フェラーリに関する知識が豊富」(同社長)という。 フェスティバルでは、このほかサーキット専用モデル「599XX」なども国内初公開され、多くの参加者の注目を集めた。また、自分の愛車でサーキットを走行できるイベントも用意され、運転技術に応じて、エンジョイ走行(制限速度120キロ)、アクティブ走行(同180キロ)、スポーツ走行(制限なし)や、模擬レースなどを楽しんだ。 【主要諸元】フェラーリ・カリフォルニア 全長×全幅×全高:4,563×1,902×1,308mm、車両重量:1,630kg、エンジン:直噴V型8気筒4,297cc、最高出力:338kW(460hp)/7,750回転、最大トルク:485Nm(49kgm)/5,000回転、最高速度:310km/h、0→400m加速:12.2秒、0→100km/h加速:4.0秒、変速方式:7速デュアルクラッチ・ギアボックス+パドルシフト(MT/ATモード)、駆動方式:FR、トランク容量:340L(ルーフ閉)/240L(ルーフ開)、燃費:13.1L/100km(ECE基準)、販売予定価格:2,360万円前後
Video Length: 120
Date Found: July 27, 2010
Date Produced: September 05, 2012
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