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東京電力、2011年3月期決算が過去最大の1兆2,473億円の赤字　清水社長は退任し顧問に 東京電力は、2011年3月期の決算が1兆2,473億円の赤字になると発表した。勝俣会長は留任し、清水社長は退任する。清水社長は、20日午後の会見で「当期純損失は、連結・単独ともに、過去最大の赤字となりました」と発表した。東京電力の2011年3月期の連結決算は、福島第1原発の原子炉の冷却や放射性物質の飛散防止、1号機から4号機の廃炉費用など、福島第1原発事故による特別損失として、1兆0,204億円を計上した。このため、創業以来最大となる1兆2,473億円の赤字に転落した。あわせて東京電力は、保養所などの厚生施設の全廃、保有株式などの資産を売却し、6,000億円を上回る資金を確保するほか、役員報酬のカットや社員の給与削減を行うなどして、5,000億円以上の費用を削減するとしている。一方、事故をめぐる責任については、勝俣会長は事故対策を引き続き行うため留任し、清水社長は退任して顧問となり、新社長として西澤俊夫常務を充てる人事を内定した。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: May 20, 2011 Date Produced: View Count: 0