ＮＴＴドコモは１８日、２０１０年夏モデル発表会を都内で開き、スマートフォン３機種を含む２０機種を披露した。２１日から順次発売する。発表会にはＣＭキャラクターの堀北真希さんと岡田将生さんも登場し、携帯電話で健康管理をサポートする新サービス「ｉＢｏｄｙｍｏ」などをＰＲした。 　発売されるスマートフォンは「ＬＹＮＸ　ＳＨ―１０Ｂ」（シャープ）、「ｄｙｎａｐｏｃｋｅｔ　Ｔ―０１Ｂ」（東芝）、「ＢｌａｃｋＢｅｒｒｙ　Ｂｏｌｄ　９７００」（リサーチ・イン・モーション）。４月発売のスマートフォン「Ｘｐｅｒｉａ（エクスペリア）」の売れ行きが好調なドコモは、ソフトバンクが提供しているアップルｉＰｈｏｎｅに対抗し、さらにスマートフォンに注力する方針で、秋以降に有機ＥＬディスプレーを採用したサムスン製のスマートフォン「Ｇａｌａｘｙ　Ｓ」をベースにした機種を投入する予定も発表した。 　２０１０年度の国内スマートフォン市場を３００万台と見込み、「うち１００万台を目標としたい」（山田隆持社長）という。 　スマートフォン以外のモデルでは、ファッションブランドなどとのコラボレーションモデルを６機種そろえて、女性やデザインを重視する層に配慮。また３Ｇ携帯としては世界初という、フルＨＤ動画を撮影できる機種も登場した。ノートパソコンのアクセスポイントとなる機能を持つ３機種も用意するなど、ｉＰａｄなどのモバイル端末の無線ＬＡＮ利用にも積極的に対応する考えを示した。 　同時に発表されたサービス「ｉＢｏｄｙｍｏ」は、携帯電話のＧＰＳ機能や加速度センサーで歩数や運動の様子を記録したり、食事内容を登録してオンラインでアドバイスを受けられる内容で、２１日からサービスを開始する。既存機種の一部でも利用でき、料金は月額１５７．５円（税込み）。 　この日出席した堀北さんもさっそく毎日の食事を入力して栄養素やカロリーに気を配っているという。「肩に力を入れずに気軽にできるところが健康への近道」と話した。岡田さんは歩いた分だけサイコロを振って進むことができるすごろくゲーム「スゴロ歩」を楽しんでいるといい、「これからはがんばる健康から楽しむ健康」と利用を呼びかけていた。（アサヒ・コム編集部）