サッカーのFIFAワールドカップ2010南アフリカ大会まであと20日。東京・代々木で日本代表の「SAMURAI BLUE出陣式」が行われ、幕末の英雄・坂本龍馬も応援にかけつけた。代々木に革命のシンボルが登場した。サムライブルーに身を包んだ、およそ10メートルの坂本龍馬像。ワールドカップベスト4、日本サッカー史に革命を起こそうとしている「岡田JAPAN」のまさに象徴。日本代表の強力なサポーターとなりそうだ。坂本龍馬という最強のサポーターを従え、日本代表23人と岡田武史監督(53)が登場した。代表選出後、初めてサポーターの前に立った選手たちは、あらためてワールドカップに向け、意気込みを語った。本田圭佑選手(23)は、「(W杯では)ビビらずに、しっかり自分たちの良さをね、出すってことが一番大事になってくるんじゃないかなというふうに思います」と話した。またキャプテン・川口能活選手(34)は、「過去3大会以上の成果を挙げられるように、チーム一丸となって戦っていきたいと思います」と話した。そして、岡田監督は目標のベスト4へ、サポーターにちょっとしたお願いをした。岡田監督は、「われわれはもう、あとはやるだけ。大きな目標に向かってチャレンジする時が来ました。ぜひ日本から離れていても、念か何かを送ってください。そしてわれわれに少しでも力を与えていただきたいと思います。ぜひ応援してください」と話した。