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東日本大震災で高層ビル内を恐怖に陥れた長周期地震動への対策が加速しています。
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東日本大震災で高層ビル内を恐怖に陥れた長周期地震動への対策が加速しています。
東日本大震災で、高層ビル内を恐怖に陥れた長周期地震動。その揺れのデータ解析で、想定外の動きが判明しました。東南海地震では、さらに大きく揺れるおそれを指摘する専門家もいて、耐震対策が加速しています。震災当日、長時間揺れ続けた東京・新宿の超高層ビル群。震源から400km以上離れた超高層ビルを、13分間にもわたって揺らし続けた長周期地震動。その研究・対策が、今、進められている。高さ128メートルの工学院大学新宿校舎。建築学部の久田嘉章教授は、校舎に設置された地震計のデータを基に、校舎の長周期地震動をコンピューター上で再現した。久田教授は「今回の地震の揺れ(データ)がうちの建物で取れたので、どういうふうに建物全体が揺れたのかっていうシミュレーションをしたものですね」と話した。中層階がくの字を描くように大きくゆったりと続く、長周期地震動独特の揺れ。揺れ幅は、最大で南北におよそ70cmにも及んだという。しかし、久田教授は「高層ビルはこれでは済まない。今回のが上限ではないんですね」と話した。今回の震災のデータを基に、東海地震と東南海地震が連動したマグニチュード8.3の地震による長周期地震動をシミュレートすると、東海・東南海連動地震の方が、明らかに揺れ幅が大きかった。久田教授は「振幅でいうと2倍から3倍くらい、東海・東南海の方が大きく揺れてる。超高層建築に関しては、対策はとった方がいいと思います」と話した。今後、30年以内に70%程度の確率で発生するといわれている東海・東南海地震。その時の長周期地震動に、超高層ビルはどう備えればいいのか。有効な手段の1つが「ダンパー」と呼ばれる制震装置の設置。構造計画研究所の高橋 治氏は「銀色のオイルダンパーと、建築用の鋼管、ブレースですね、ブレースをちょうどつないで、1つのユニットとしてます」と話した。構造計画研究所が開発しているのは、JR新幹線「のぞみ」に使われたオイルダンパーを改造した制震装置。各階に8〜16本設置することによって、長周期地震動を有効に吸収できるという。実際にダンパーを設置しているこの会社のビルでは、東日本大震災の長周期地震動を3割程度軽減できたという。高橋氏は「このダンパー自体も、大体2〜3mmのストロークをしてました。みんな安心して、この建物は揺れないということで、机に向かって仕事を続けた」と話した。さらに、最新の免震装置を備えたマンションもある。構造...
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Date Found: June 21, 2011
Date Produced:
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