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福島第1原発事故　高濃度汚染水の移送先、8日にも計画の上限に達する可能性 東京電力は、福島第1原発の高濃度の汚染水の移送先が、8日にも計画の上限に達する可能性があるとして、汚染水の浄化システムの試験稼働を急いでいる。東京電力は、6日午前11時すぎの会見で「(移送の)予定量といたしましては、あと2日くらいで。ぎりぎりまでというより、少し手前で判断するということになろうかと思っております」と発表した。東京電力によると、2号機の汚染水の移送先である集中廃棄物処理施設の建物では、計画した容量の残りがおよそ800トンとなり、8日にも上限に達する可能性があるという。このため、東京電力は、汚染水の放射性物質の濃度を下げる装置の稼働を急いでいて、フランスのアレバ社の装置で、ろ過水を使った通水テストを開始し、漏れや異常がないか確認をしている。また3号機では、汚染水の一時的な保管場所として、建屋内の復水器に移送する作業を継続するなど、増え続ける汚染水への対策を進めている。 Channel: FNN News Category: Business Video Length: 0 Date Found: June 06, 2011 Date Produced: View Count: 0